庭の作業台。

June 21, 2016

庭に作業台 が欲しいというご依頼でした。

 

庭で使うテーブルで我々が過去に製作したものは皆、平面に木材を使用したものでした。フレームにステンレス、鉄、木、という材で製作してきましたが、今までと同じものだと面白くないので、今回は石材にしてみました。石を選択した理由は他にもありまして、お客様はこのテーブルで鉢植えの作業を中心に行いたいというお話ですが、土が散乱する事と多少テーブルに硬いものが当たるという事で、その辺りの対策も踏まえて材料の選択でした。

 

自然形一枚板はカッコイイかもしれませんが、設置場所で有効なスペースを十分に確保できないのと、この現場に行くには階段があって、人力で全てをやり切らなければならないという条件もありましたので、この度は乱張り風で製作する事にしました。当初は2色使いで考えておりましたが、並べてみると暗い印象だったので数種類を使用する事にしました。こういうのは全てその場にて即興でいきます。この手の内容は長時間考えてやるものではありません。

 

上部銀色の部分はステンレスにておぼん状に深さ60ミリで製作して、下部にボルトを溶接しておき、つや消し黒の鉄フレームと合体させる様にしました。この理由は搬入時と施工時の重さ対策と見た目の変化ですが、ステンレスを使う理由はもう一つあります。セメントの粒子は細かいので、塗料や木材に対して仕上がりにどうにもできない問題を引き起こします。ステンレスならその被害は少なくて済みますので、マスキングの範囲で綺麗に仕上げができます。丸棒を叩いて外周を回したのは、こういう際の部分で雰囲気が変わってしまうのでそのアクセントを付けるためと、乱張り故に石の目地材の終わり方がテーブル際でどういう高さになるか読めないという問題を解消するためのデザインです。些細なことですがこれがとても重要でした。

 

石材カットは別の場所で行い、現場での被害は最小限に抑えました。このサイズだからできた事です。私は石材加工と石・木材の仕上げ担当で、フレームその他の鋼材製作はいつもの鍛冶屋さんが行いました。電話の話だけでこれを作れるあの男がいるから、こういった内容も実現させることができます。私は思いついたものをただ言うだけでよく、私が鍛冶屋にならなくても私が考えている以上に詳細で、しかも彼の個性を踏まえた製作物を登場させてくれます。glidebranchとはそういう専門家のチーム名だとご理解いただければ幸いです。

 

この作業台に関しての利益の一部は「青葉くろがね会」の非常食製作事業に必要な内容へ使わせて頂きます。

 

 

 

 

 

 

Please reload

特集記事

I'm busy working on my blog posts. Watch this space!

Please reload

最新記事

June 21, 2016

Please reload

アーカイブ
Please reload

ソーシャルメディア
  • Facebook Basic Square
  • Twitter Basic Square
  • Instagram Social Icon
  • Facebook - Black Circle
  • YouTube Social  Icon