glidebranch standard

May 2, 2016

 今となってはメジャーなイペ材。当方のデビュー当初よりこの木材で施工したもの達は年月が経過しても腐るということはなく、趣のある風合いでいられる所にその魅力があります。デッキや椅子・物置その他も良いのですが、今回はフェンスに関してお話を。

 幅105×20ミリ厚の材を半分にスライスすると7〜8ミリの厚さになります。イペはもの凄く硬く、ハードウッドの中でも変形や節・割れなどの少ない優秀な輸入木材故に、値段も高価になって今では気軽に手を出す気になれない価格になっております。しかし、それでも約20年経った現在でもこの材をあえて使う理由は、こういった加工をしてもキメの細かさもあって写真の様な具合に使える所が素晴らしいからです。本当に屋外で使うのがもったいなく感じてきます。もちろん微生物に分解されて崩壊するという壊れ方はしません。土中ではアリんこはかじります。アリ対策と補強を兼ねて柱をモルタルでガードしたら、そこでの耐久性は飛躍的に上がり、この仕様では子供がぶら下がったりボールをガンガンぶつけたりしなければ、一体いつ壊れるのか私にも分かりません。今回のように高さ1.8mのフェンスを作りたいという依頼があったら、この編み込んだ網代仕様の木材フェンスは費用的にもオススメでウチではプランに必ず登場します。

 木材は高価でも施工が早い仕様です。おまけに面になる部分はハーフに割いていますから更に安価になります。その昔、苦肉の策で思いついた単純なこの編み込みバージョンには、柱が鉄のものも施工例に載っております。お客様とご相談してデザインを決め少し手口が違う仕様です。上から見ても面白いですし、このフェンスの奥行き感が私は好きです。

 今回は隣地で造成が始まり、ここにあった巨大なヒノキの生垣を撤去して代わりになるものをという事でした。途中で境界が折れていますが、見た目と施工のスピードにはあまり関係ないですね。この仕様はグライドブランチのスタンダードの一つです、という事で。

 

でも、この木材は間違いなく南米のジャングルを開拓して輸出されたものですので、おそらく近い将来出回る事は無くなってしまうと思っています。これに代わるものも既に存在しますがそれを代替でという事ではなく、そろそろ視点を変えてもっと近場に存在するもので考えていこうと思っています。材料を輸入して何かを作るということ自体に違和感が出てきましたね。これはこれで良いのですが、今までとは違う道を切り拓こうと思っています。ということは、屋外なので基本的に木の部分は壊れるのが大前提という話です。それでも素敵にできますかって。そんなわけで、無い知恵しぼって考えます。

 

 

 

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